ひげぐま先生の2026年2月
”衆議院議員選挙・自民圧倒に想う”2026.2.10(the)
事前のマスコミ各紙の世論調査で高市政権の支持率が77.9%と好調を背景に、高市政権が自民党&公明党→自民党&維新への枠組み変更の信認を問うと、衆院選挙に打って出た。結果、自民党圧倒に終る。過去幾多の選挙で、自民党の世論の読みのすごさを経験してきたが、今回ほどその戦略の見極めには驚いている。ただこと静岡県内の3区、4区、6区、8区の自民党議員の雪辱を見れば、前回選挙敗戦からの地道な政治活動の勝利とも思える。今回の選挙で消費税廃止を訴える政党が殆ど(チームみらい以外)。食品消費税ゼロだけも、約2兆円財源不足が生じる。しかも消費税は地方自治体の財源に直結する。このコーナーでの政治的な話は好まないが、今後の高市政権の動きには注視したい。
”静岡新聞連載小説「灰に塗れ」始まる”2026.2.9(mon)
「大正から昭和初期に活躍した女性画家、島成園の栄光と挫折を描く」(静岡新聞2026年1月25日)。静岡新聞で1月26日から始まった連載小説。顔には灰色のあざを塗った「無題」という自画像。しかし、解説文には作者にはあざはない。島成園はなぜ顔にわざわざあざを足したんだろう。それをきっかけに島成園という画家の人生を描こうとした一穂ミチ氏の作品。毎日、楽しんで読んでいます。
”模試で東進藤枝駅南口校閉館”2026.2.8(sun)
でも、校舎内のミーティングルームでひたすら「小さな人間たちの詩」の約20話の校正をやってました。それぞれに交流分析的視点を書き加え、子ども達の行動の変化の意味を私なりの解釈を加えました。お読みください。
”書籍化に向けて「小さな人間たちの詩」を校正し始めました”2026.2.7(sat)
元々この「小さな人間たちの詩」は、学生時代に起業したサバイバル的な訓練を行うプログラムの中で垣間見た子ども達の姿を、起業した会社の新聞に描き始めたものである。それがたまたま当時私を応援して頂いていた大学の教授の目に触れ、大手教科書出版社を紹介して頂き、同タイトルで出版の話を頂いた。しかし、単行本出版の場合最低4万字が必要と言われ、当時書き上げていたものがまだ2万字にも満たなく、断ってしまった。教授にはひどく叱られたが、文才の無い私ゆえ、お叱りに甘んじるしかなかった。
一昨年の暮れ、この拙著をお読み頂いている方々から再び出版を勧められ、昨年の年頭から書き始め、年末にほぼ書き終えた。そこで今年に入り、これまで書いたものを校正し始めている。CHATGPTや皆さんのご指摘に拠れば、どうも私の書く文は、①冒頭が「重すぎる」、②1文が長すぎる、③視点が揺れる、④()の説明が多いらしい。そんな指摘や三宅香帆著「文体のひみつ」を念頭に、古い順に今までの記述を修正している。時折CHATGPTの校正力とも戦っている。この校正が終われば、起業当時に書いていた物語で今でも訴えるものを掘り起こしてみたい。
”県教委主催「第2回公民連携協議会」参加して”2026.2.6(fri)
昨日、県庁西館で行われた「公的教育機関と民間施設等の連携推進事業 第2回連携協議会」に参加してきました。昨年の11月の第1回連携協議会の後、拙著「小さな人間たちの詩」の「不登校により学びにアクセスしない子どもたち」というタイトルで書かせて頂きましたが、今回「不登校により学びにアクセスできない子共たちをゼロ」にすることを目指して、公的教育機関と民間施設等がどのように連携していくが話し合いが行われました。
子どもが不登校になると、まずは親は子どもが学校に行かせようと学校や相談機関を調べて相談に行く。しかし、いろんな所に相談に行き解決策が得られなければ、再登校を諦める。いや、学校に行かせようとすること自体が間違っている、あるいは、画一教育の学校に我が子は馴染まない、学びの多様化を是認し、フリースクール等に行く。ところが、子どもは学校に行きたくないから学びにアクセスしない。子どもが学びにアクセスしない理由を考えるに、①学校に行こうとするが、行けない。②学ぶ意欲がない。③学ぶ必要性を感じない。④不安症や起立性障害で行けない。⑤友達と関わりずらい(④と関連するが)。⑤親と同様、相談に行ったが、解決策が得られず、再登校を諦めている。⑥意図的不登校(怠業)。⑦学校とは別の学びの場、居場所に行く。
この中で「不登校により学びにアクセスできない子共たち」は、⑦以外の子ども達です。④は医療的対応になりますので除外し、④⑦以外の対応を考えます。「小さな人間たちの詩」の「不登校により学びにアクセスしない子どもたち」の述べさせて頂いたのが、②と③、⑥の対応です。残る①と⑤に対しては、私達はカウンセリングで対応することだと思います。本人と面談し、科学的に分析すれば、その素因が分かります。私達のこれまでの経験からその素因は、父性・感性の異常な低さと順応性の異常な高さに、非認知能力、社会性の成長不足と捉えています。それ故、私達は週3回のカウンセリングや、同世代の仲間たちとの毎月の野外活動や国内外での交流合宿で、その素因からの解消を行っています。そこで大事なことは、今日も述べさせて頂きましたが、不登校は子どもの課題であって、親の課題ではありません。ですから、学校に行く行かない、学びにアクセスするしないは、本人が決めることです。アドラー心理学で言う、課題の分離です。親(養育者)は、ただ子どもの決断を支えるだけです。
こうしてきますと、最後の課題は、こうした私達にもアクセスしない子ども達がいることです。だから、今日も述べさせて頂きましたが、私達はそうした子ども達へのアウトリーチが課題と捉えています。不登校に限りますと、必ずその情報を得られるのは学校です。従ってその課題とは、学校のスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーに、養護教諭、不登校支援員のアウトリーチであるという結論に至ります。私は過去3回内閣府主催の相談員の初級・中級・上級研修(各6日間)を受けさせて頂きましたが、上級研修はやはりその「アウトリーチ」の研修でした。
”2026年になって毎日「ひとりごと」を更新”2026.2.5(thu)
ふと見れば、2026年になって以来、毎日「ひとりごと」を綴っています。それには本人も少し驚いております。思い起こせば2000年6月11日、ずぶの素人がホームページビルダーで本ホームページを開設し、初めて本業を進める日々の想いを本コーナーで綴り始めました。当時パソコン通信・ニフティーサーブ「サッカーフォーラム・アビスパ福岡会議室」のボードリーダーを「ヒゲグマ」というハンドルネームで仰せつかっており、その仲間から本業のホームページ開設を勧められ、挑戦した次第です。26年前、44歳の時の話です。拙著「小さな人間たちの詩」の「番外編その2 ひげぐまの熱き思い」で語らせて頂きましたが、ただただアビスパ福岡の前身・中央防犯サッカー部の皆さんを応援したく始めたチームの新聞作り者が、あれよあれよと言う間にJリーグチームの後援会・広報担当役員に推され、挙句の果てには富士通から「サッカーフォーラム・アビスパ福岡会議室」のボードリーダーを依頼され、インターネット、SNSの世界に飛び込んでしまいました。加えて、無味乾燥な情報発信のホームページに本コーナー「ひげぐま先生のひとりごと」(旧題「つれづれなるままに」)を加えることで、本業を進める想いを皆さんに伝えさせて頂いてきました。人の教育に身を置く私達ゆえに、私個人のみならず私達のその想いを皆様に訴えていきます。
”外を向く若者達”20262.2.4(wed)
今回の認定NPO法人e-Education様の「15周年記念イベント」に、前日の公益財団法人ベネッセ子ども基金の皆様の当虹の意架け橋菊川小笠教室と掛川市立大阪小学校の視察から参加させて頂き、この2日間、e-Education様を支える実に多くの法人や個人の皆さまと交流させて頂きました。佐野夢果ちゃんを始め、中学生で起業した現在高校生の若者や、海外留学を支援する塾経営者、投資でe-Educationの活動を支援している若者・・・。皆さんとお話させて頂き感じたことは、皆さんの視点が国内に留まらず、海外に向いていることでした。そして、失敗を厭わず、常にポジティブな姿勢に、いい刺激を頂きました。そして、こうした若者たちがいることに、正直ホッとするとともに、50年前起業した時の気持ちが再び湧き上がってくるのを感じました次第です。
”主体的・対話的で深い学び”2026.2.3(the)
今回の認定NPO法人e-Education様の「15周年記念イベント」のセッション2の「海外ルーツの子どもたちが学びを諦めない社会にするために」で、私が述べた「自立学習」。50余年前、その授業力を模索しながら学習塾を開いた。当時算数・数学では、遠山啓先生の「水道方式」を導入し、算数タイルや水槽を使って視覚的に体験しながら、その基礎原理を教えた。国語においては、当時の藤枝東高校の戸塚先生から学んだ読解の仕方、すなわち三種の段落構成、類比・対比・因果から段落の著者の主張を見つけ、それを繋いだ論旨からの問いに答える方法を教えた。主要5教科について具体的な学習の仕方を、「静岡オープンスクール学力観」で示し、教えてきた。しかし、25年前東進の先生方の授業力に出会い、特に高校の授業については東進の各教科のプロの先生に任せ、我々がすることを生徒の心理的サポートに切り替えた。我々が支えるのは生徒の「自立学習」である。それを支えるのが教科書であり、授業力である。授業とは主体的・対話的で深い学びだと考えた。学力、即ち認知能力は主体的な学習によってのみ身に付き、伸びる。(人との関わり、即ち非認知能力は同世代の仲間たちと群れ集う中で身に付く。)時はAIの時代。奈須上智大教授曰く、AIから良質な回答を引き出すための「問い」の力、すなわち知識の構造化がより重要になる。バラバラな知識を関連づけて上位の概念で束ね、原理を理解するのが構造化である。「15周年記念イベント」のセッション2では、歴史の授業の例で述べさせて頂いた。知識の構造化を進めて原理、東進の化学の岸先生の言う「コア」であり、数学の青木先生の言う「真髄」である、それが分かれば「一を聞いて十を知る」状態になる。それが今の時代の学びであると考える。かなり飛躍のある文になってしまったが、その趣旨をご理解頂きたい。併せて、東進の授業を体験頂きたい。
”佐藤掛川市教育長と”2026.2.2(mon)
今回の認定NPO法人e-Education様の「15周年記念イベント」に私が参加する楽しみの一つに、佐藤掛川市教育長とお会いすることがありました。全国で初めて部活動の民間委託を唱え、これまた全国で初めて小学3年生以下のl成績表廃止をこの4月から実施する佐藤教育長。是非その考えの根底を聞きたかったのです。第1回目のパネルディスカッションに登壇した佐藤教育長のお話を聴き、納得しました。やはりその根底にあるのは、教員の働き方改革、即ち、教員の本来の仕事である子どもと向き合う時間をしっかり確保することと、子どもの主体的学習の実現でした。私達が塾屋でありながら、3年間行ってきた藤枝市の学習チャレンジ事業で実現させてきた、塾の要らない「自立学習」力の育成と共通し、嬉しい限りでした。私達が認定NPO法人e-Education様と一緒に取り組んできたmanafull、「母語を介しての教科指導」、即ち、学習言語を母語を介して理解し、母語で思考し、日本語に翻訳して表現する学習力の育成も根底は同じです。不登校も、自主学習用にできている現行の教科書と副教材だけで学習する「自立学習」で学びの機会は確保され、不登校解消にも導きます。佐藤教育長ともそんな話の確認もできました。その意味で今回のイベント参加は、大変意義深いものがありました。三輪代表以下e-Educationのスタッフの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。
”佐野夢果ちゃんのご両親に会う”2026.2.1(sun)
認定NPO法人e-Education様の「15周年記念イベント」が盛大のうちに終りました。セッション2の「海外ルーツの子どもたちが学びを諦めない社会にするために」に、小島祥美・東京外国語大学准教授、NPO希望の光代表の山家ヤスエさんと一緒に、虹の架け橋菊川小笠教室運営者・NPO静岡県教育フォーラム理事長の立場で登壇しました。虹の架け橋教室の設立の経過やe-Educationとの関わりの経緯について述べさせて頂いた後、参加者の質問に答える形で、12時15分から15分延長の13時半までお話させて頂きました。AI時代の学習の仕方にまで話が及び、海外ルーツの子ども達の学びにつての関心の高さを実感しました次第です。
その後の昼休み、昼食の弁当を頂きながら、参加してくれた「ふじのくに中央日本語学校」の日本語教師と、前日の夜お会いした佐野夢果ちゃんの話をしておりましたら、なんとその職員の横並びで夢果ちゃんのご両親も昼食を取られており、私達に声を掛けて頂きました。結婚してようやく恵まれた彼女だったゆえ、その両親の「夢が叶った」と言う意味で「夢叶」の名を考えていたが、脊髄性筋委縮症を持って生れてきた彼女に、「彼女の夢を果たす」と言う意味で「夢果」に変え名付けた経緯を聞かせて頂きました。名に込めたご両親の想いを改めて知りました次第です。
