ひげぐま先生の2026年9月
”為人民服務”2026.9.14(mon)
「人民に奉仕する」という意味である。北京市中心部中南海の新華門の壁に、赤字に金色の文字で書かれた看板が掲げられているという。中国建国の指導者・毛沢東(1893~1970年)が、44年に行った演説で述べた言葉である。政治家の座右の銘であると思う。かつて政治家は名誉職である、奉仕職であると、先輩から言われたことがある。市議会議員は市民の利益のため、県会議員は県民の利益のために、仕事をする。その気があるなら、議員を受けなさい。40代の初め、あるチームのために一生懸命になっていた私に、一部の方々から某議員に推されたことがある。そのときに相談した先輩に、そう言われた。当時は自分のこと、自身の会社のことで精いっぱいで、市民や県民のために仕事をする余裕がなかったから、先輩の言葉を受け、丁重にお断りした。しかし、今は議長職をお金で買う、そんな時代になっている。情けない。
”AI開発の社員が、米A社を退社”2026.9.13(sun)
英国出身の若きプログラマーが、自己改善を繰り返して人間の知能をはるかに超える「超知能」AIの開発競争が、人類を滅亡されかねないとの懸念から、退社を決意したという。同社で安全性を研究する責任者も、AIが今後10年以内に人類を滅ぼす可能性は10%を超えると訴え、波紋を読んでいるという。静岡新聞9月11日第5面の記事からである。懸念していたことが、現実化している。
私は、テレビにしろ、洗濯機にしろ、エアコンにしろ、「技術革新は人類に幸福をもたらす」と信じて疑わなかった。しかし、AIは違うのか?私はAIに対して、受動的取り組みではなく、能動的な取り組みで克服できると思ってきたが、そんなに甘いことではないらしい。
”まちゼミ「私はどんな人?心の悩みを解消」”2026.9.12(sat)
第26回まちゼミの講座申し込みの受付が、9日に始まった。私は確か第17回から参加したと思うので、今回で10回連続の参加になる。過去、この心理分析講座のほかに「国語の読解力講座」も行ってきたが、今回は心理分析講座」のみにさせて頂いた。過去の「国語の読解力講座」に参加したお母さんがそれを子どもに教えたら、効果が目に見えてあったとのお話を頂き、今回も最初は同講座も計画した。しかし、本業が多忙となり、その準備ができなくなり、開催を断念した。「心理分析講座」だけは、私の分析のチェックもあり、開催を続けている。人の価値観は時代と共に変化している。特に今はAIの時代になってきた。それに応じた分析が必要になってきたので、こうした講座を続け、より現実に応じた心理分析ができるように、このまちゼミを活用させて頂いている。受付開始早々、定員5名のところに3名の申し込みを頂いた。初めてお会いする方の心理分析が、いかに正確に分析できるかが楽しみである。
”「すみれにはおばけが見えた」(鴻池瑠衣著)”2026.9.11(fri)
読み終わって、「ふん?」。そのひと言。その本の帯に、「この文体、クセになる」とある。この間、忙しさもあって、私にとって稀な21日もかかって読了。私は、読んだ本に読み初めの日と読み終わった日(時には時間まで)を、その本に必ず書き込む。この本は、現実と空疎が入り混った物語。でも、すみません、分かりませんでした。
”「小さな人間たちの詩」で何を描きたかったか その2”2026.9.10(thu)
それを掴むため、第一話から、この子がどこで、どうして立ち止まったのか(学校に行けなくなったのか)、そのとき保護者はどう思ったのか、私が初めてこの子に会ったとき、その子をどう思ったのか、そして、その子と面談していくうちに、その私の思いがどのように変わったのか、そして、その子がどうすれば、あるいは、その子にとってどういうことが、その子が一歩を踏み出させたのか、そんなことを振り返りながら、まとめている。今、第八話まで終わった。その間、その子たちの顔や姿、その子にかかわった仲間やスタッフの顔までが思い出され、書く手が何回も止まってしまった。だから、丸一かけてようやく八話が終わる始末。ま、いいか。
”「小さな人間たちの詩」で何を描きたかったか その1”2026.9.9(wed)
今日は名古屋で、27年新年度運営方針をめぐる東進の「特別研修会」がある。最新の大学入学試験をめぐる状況を分析し、それに対して我々予備校界は、どう対応すべきか検討する研修である。これがあるから、26年前私は東進グループに加盟した。生徒の大学受験に責任をもって対応するには、私ひとりではこうした情報分析に限界を感じたからである。11時から約6時間、じっくり研修する。私はこれが楽しみである。
今日の話題は、これではない。これまでこのホームページで書いてきた「小さな人間たちの詩(うた)」の書籍化が、原稿校正が出来上がる状態に近づいてきた。そうなると、タイトルの話になる。この物語で私が訴えたいことが、本のタイトルにふさわしいと言われた。今日一日、このテーマを考えた。そして、先ほど一つの案を校正者にメールで送った。
”2025年度決算を終えて”2026.9.8(the)
昨日午前顧問税理士事務所で、経理担当の職員を交え、当社、有限会社静岡オープンスクールの2025年度決算を終えて、当社の今後の運営方針を話し合った。もちろん冒頭、私からこの決算を事前にみて私なりに考えた方針を述べ、それについて話し合った。まずは提案した役員報酬も含め、経費の削減案を検討して頂いた。今年度の赤字に近い金額の削減案である。それを実現すれば、来季黒字研鑽が見込まれるからである。同席した職員からは、その改革案から修正された支出総額をもとに、この10~12月の必達売上高目標を算出してもらっている。ここで身を切る改革を行わなければ、当社の存続にかかわる。重い話ですみません。
”シャープペンシル博物館”2026.9.7(mon)
これも静岡新聞の記事ネタである。立命館大学3年の広瀬健吾さん(20)が、小学生頃から集めたコレクションの一部、約千本がキャビネット内に所狭しと並ぶ。収集だけでなく、自作した製品の販売も手掛けるという。同じ20歳で起業した私は、この記事に同調した。シャーペンの紹介は動画でもできる時代だが、「触って書いてみないと、わからないことがある」と、彼は語る。きっかけは小学生の頃、人生で3本目に買った金属製シャーペンの「メカ感」に魅せられ、各地の文具店など約千件を巡ったという。自作製品「広瀬鉄筆店」名で展開している。1本定価15,000円。約千本売上げた収入は博物館の運営資金に回っているという。新聞記事を見ると、ちゃんとシャーペンメーカーが支援している。
今回の書籍化で知ったが、「シャープペンシル」が正式名だとばかり思っていたが、「シャーペン」も通称として使われている、と。確かに今読んでいる本(今年刊行)にも、「シャーペン」が出ている。
”はなのかみ方”2026.9.6(sun)
これも静岡新聞の記事ネタである。表題の研究を1977年に発表した故海野徳二氏(2022年89歳で死去)が、イグ・ノーベル医学賞を受賞した。授賞式には、海野氏の指導を受けた旭川医科大学の高原幹教授(56歳)が代理で出席したという。海野氏の研究は、はなをかむ際の空気の流れや速さなどを測定。片方の鼻を押さえて、もう片方の鼻をかむと、空気の流れが速くなることんどから、左右の鼻を片方ずつ、十分に息を出しながらのが効果的と結論付けたという。日本人のイグ・ノーベル受賞は、20年連続という。研究に対して常に厳格で真摯な姿勢が、同受賞につながるということだろうと思う。
”浜名湖のアサリ復活”2026.9.5(sat)
再び昨日の静岡新聞第1面の記事ネタである。駿河湾のサクラエビも然り。ここ数年、浜名湖のアサリ狩りができなくなっていただけに、朗報が飛び込んできた。光技術を活用した種苗生産の研究を進める浜松ホトニクス(浜松市中央区)の社内ベンチャーが、植物プランクトンの安定培養と飼育技術により、万単位でアサリの稚貝の育成に成功したという。長年の壁だったアサリの稚貝の量産化に道筋をつけたという。
光→光合成→植物プランクトンの培養→アサリの稚魚に飼育というの発想は、AIにできるだろうか。それは、人間だからできたと信じたい。
”出自告知すべき96%”2026.9.4(fri)
第三者から提供された精子や卵子を使った人工授精で生まれた経緯を持つ子どもに伝える出自告知について、全国約400の生殖補助医療施設の96.5%が実施すべきだと回答したことが、こども家庭庁の研究班の調査で分かったという。心理学の立場から言えば、これは自己のアイデンティティーにかかわる重要な案件である。慶応大学医学部付属病院で第三者の精子提供で生まれた子どもが、自分の父親を知りたく猛勉強の末、超難関の慶応大学医学部に合格し、自分の父親を捜そうとしたが、法の壁が立ち塞がり、父親を捜し求められなかった。もちろん、精子・卵子を選ぶという倫理的な問題もある。でも、生まれてくる子どもは親を選べない。子どもは親のエゴでしか生まれない。子どもにとってのこの理不尽さをどう解決すればいいのか。
”グミの日”2026.9.3(thu)
今日は9月3日、「グミの日」という。確かに語呂合わせでは、今日は「グミ」になる。元来間食をしない私ゆえ(えっ、あの体で、と思う人が多いと思うが)、グミの魅力が分からない。グミが広まったのは、1920年創業で「生みの親」であるドイツのメーカーのクマをかたどった定番商品のグミであったようだ。子ども頃にはなかった、不思議な食べ物、独特の食感、控えめな甘さ、私にはわからないが、「大人な感じ」もしたらしい。そのグミは近年、急速に存在感を増し、2021年には市場規模でガムを抜いたらしい。掛川市の二の丸美術館でも6日まで「グミの世界展ー旅するグミ」が開かれ、グミを介して交流する「グミニケーション」という造語もあるという。我々の世代では、「ゴクミ」どころではない。うん?笑えない?。
”2025年度決算が出る”2026.9.2(wed)
正直に言うと、有限会社静岡オープンスクールの2025年度決算は、赤字決算であった。当グループの非営利事業は、もちろん赤字決算ではないが、営利事業が赤字事業となっている。この立て直しのため、本日私自身でいくつかの方針を決めた。その方針について、今週個々に面談し、来週中にはスタッフ全員に伝える予定である。要は、現状の強みを維持しながら、経営的にスリム化を図ることである。
”「一生燃焼 一生感動 一生不悟」”2026.9.1(tue)
書家で詩人の相田みつを氏の言葉である。氏の長男・相田一人がこの言葉を解説。「父は、後ろから読んだ方が意味は取りやすいと言っていた」という。となると、一生悟りをに至らなくても、何かに感動し、命を燃やし続ける。一生は一回だけのもの。自分を捧げるものを見つけたら、それに命を燃やせと言うことか。本日、有限会社静岡オープンスクールの決算が出た。厳しい決算となり、今後の対応をこの週末に自ら決めることになる。51年前に自分を捧げるものを見つけ、学生の分際で起業した。それになおも命を燃やすべきか、その途中でできた新たな道に邁進するか、それをこの週末に決める。
